番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
286 長岳寺五智堂 (真面堂) |
鎌倉後期 (1275-1332) |
桁行一間、梁間一間、一重、宝形造、本瓦葺 |
特徴等 |
長岳寺は淳和天皇の勅願によって、天長元年(824)に空海が大和神社の神宮寺として創建したと伝わる古刹で、天理市柳本町、山の辺の道沿いに所在している。幾多の盛衰があったが、盛時には塔中四十八坊、衆徒三百余名を数えたという。 五智堂 (ごちどう) は、当寺の西方約1kmの飛び地境内に位置している。真ん中に太い心柱があり、これによって建物のほとんどの重量が支えられている珍しい形式の建造物である。その形から傘堂あるいは真面堂とも呼ばれる。心柱上部に四佛の梵字額があり全体で五智如来をあらわしている。 参考資料:現地の説明板(天理市教育委員会)/長岳寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-9 |
長岳寺五智堂(真面堂) (撮影:2008-8) |
長岳寺五智堂(真面堂) (撮影:2008-8) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |