特徴等
長岳寺は淳和天皇の勅願によって、天長元年(824)に空海が大和神社の神宮寺として創建したと伝わる古刹で、天理市柳本町、山の辺の道沿いに所在している。幾多の盛衰があったが、盛時には塔中四十八坊、衆徒三百余名を数えたという。
旧地蔵院本堂は、庫裏とともに残った貴重な塔中の建物である。桁行正面3間・背面2間、梁間2間、檜皮葺で、棟札により、寛永8年(1631)に建立された地蔵院本堂であることが分かっている。庫裏に隣接し、宝形造の美しい姿を見せて建っている。
参考資料:長岳寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-9
       
       
       
       
長岳寺旧地蔵院本堂 (撮影:2008-8) 長岳寺旧地蔵院本堂 (撮影:2008-8)
番号-名称 年 代   構造等
285 長岳寺旧地蔵院
本堂
寛永8年
(1631)
桁行正面三間、背面二間、梁間二間、一重、宝形造、檜皮葺
       
       
       
       
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