特徴等
長岳寺は淳和天皇の勅願によって、天長元年(824)に空海が大和神社の神宮寺として創建したと伝わる古刹で、天理市柳本町、山の辺の道沿いに所在している。幾多の盛衰があったが、盛時には塔中四十八坊、衆徒三百余名を数えたという。
楼門は入母屋造、こけら葺の一間一戸楼門で、上階は平安後期、下階は桃山時代の建造になる。上層に鐘を吊った遺構があるので鐘楼門と呼ばれ、当寺最古の遺構である。
参考資料:現地の案内板(天理市教育委員会)/長岳寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-9
長岳寺楼門 (撮影:2008-8) 長岳寺楼門 (撮影:2008-8)
       
       
       
       
番号-名称 年 代   構造等
283 長岳寺楼門 上階:平安後期(1086-1184)
下階:桃山(1573-1614)
一間一戸楼門、入母屋造、こけら葺
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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長岳寺楼門 (撮影:2008-8)