番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
274 當麻寺薬師堂 | 文安4年 (1447) |
桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、本瓦葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
當麻寺は用明天皇の皇子麻呂子王が推古天皇20年(612)に河内に建てた万宝蔵院に始まり、その後麻呂子王の孫當麻国見が二上山東麓の現在地に移して、この地方の豪族當麻氏の氏寺として整備したと伝えられている。 薬師堂は寄棟造、本瓦葺の三間堂で、当麻寺境内のすぐ東にある飛地に建っている。室町中期、文安4年(1447)の建造で、内部は丸柱をたて方一間の内陣をつくり、正面意匠は当代の特徴をよく示している。飛地にあるが、當麻寺伽藍を構成する一要素となる。 参考資料:現地の案内板(葛城市観光協会)/當麻寺中之坊HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-6 |
當麻寺薬師堂 (撮影:2008-3) | 當麻寺薬師堂 (撮影:2008-3) |