番号-名称 年 代   構造等
269 當麻寺金堂
(国宝)
文永5年
(1268)以前
桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、本瓦葺
特徴等
當麻寺は用明天皇の皇子麻呂子王が推古天皇20年(612)に河内に建てた万宝蔵院に始まり、その後麻呂子王の孫當麻国見が二上山東麓の現在地に移して、この地方の豪族當麻氏の氏寺として整備したと伝えられている。
金堂は行5間・梁間4間、入母屋造、本瓦葺で、本堂の前方に講堂と対峙して建っている。鎌倉初期の再建で、當麻寺の本来の本尊で日本最古の塑像・弥勒坐像 (国宝) が安置されている。周囲を四天王 (重文) が守護し、うち持国天立像、増長天立像、広目天立像の3体は飛鳥時代の日本最古の乾漆像、多聞天は鎌倉時代の木像で、いずれも袂の長い隋以前の様式を伝えている。
参考資料:現地の案内板(葛城市観光協会)/當麻寺中之坊HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-6
       
       
       
       
當麻寺金堂 (撮影:2008-3) 當麻寺金堂 (撮影:2008-3)
       
       
       
       
リストに戻る
    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
リストに戻る