番号-名称 年 代   構造等
263-264 博西神社
本殿 (1) (2)
天文7年
(1538)
いずれも 一間社春日造、檜皮葺
博西神社本殿 (1) (2) (撮影:2008-3) 博西神社本殿 (1) (2) (撮影:2008-3)
特徴等
博西神社 (はかにしじんじゃ) は屋敷山古墳の西に位置することから、「陵西」または「墓西」とも書かれ、その創建や由緒は明らかではないが、中世このあたりを支配した布施氏の氏神として布施郷支配の宗教的拠点となっていたという。
本殿は、一間社春日造で、規模、形式とも全く同じ2殿が南北に並立している。建立も同時で、室町時代末期と見られている。幣軸付板扉、脇障子を前寄りに立て、勾欄付きの切目縁を廻らし、屋根は檜皮葺である。第一殿 (北殿) の中備蟇股には藤、第二殿 (南殿) は牡丹の透彫りを施している。春日造の古い遺構の1つである。
参考資料:現地の説明板(葛城市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-5
       
       
       
       
       
       
       
       
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