特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。現存する世界最古の木造建築として広く知られ、金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっている。
北室院 (きたむろいん) は法隆寺の子院 (しいん) で、東院の北方に位置する。太子殿は表門を入った左側に建ち、桁行11.6m、梁間11.1mの母屋に、桁行5.0m、梁間3.0mの中門廊を付ける。入母屋造、桟瓦葺で、東面に檜皮葺の軒唐破風を付ける。表門、本堂などとともに、子院のたたずまいを今に伝える。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)

2019-9-4
法隆寺北室院太子殿 (撮影:2006-12) 法隆寺北室院太子殿 (撮影:2006-12)
番号-名称 年 代   構造等
261 法隆寺北室院
太子殿
室町中期(1393-1466) 母屋:桁行11.6m、梁間11.1m、中門廊:桁行5.0m、梁間3.0m、一重、入母屋造、桟瓦葺、東面軒唐破風、檜皮葺
       
       
       
       
       
       
       
       
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