法隆寺東院大垣(西面)

特徴等

法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
東院大垣は東院の外周に廻らされた本瓦葺の築地塀で、西面、東面及び南面から構成されている。西面はほぼ中央に開かれた四脚門の左右に延びる塀で、南方は長さ43.8m、北方は長さ45.8mである。四脚門と共に東院西辺を区切り、西辺の寺院景観を形成する。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／法隆寺(小学館刊)
2019-9-4

番号-名称		年代	構造等
256 法隆寺東院大垣(西面)		元禄9年 (1696)	四脚門南方長さ43.8m、北方長さ45.8m、築地塀、本瓦葺


法隆寺東院大垣(西面) (撮影：2006-12)	法隆寺東院大垣(西面) (撮影：2006-12)