特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
東院鐘楼は桁行3間・梁間2間、袴腰付で、伝法堂の西南に建っている。中世以降に流行した袴腰付鐘楼の最古例とされるが、鎌倉初期に再建に近い大修理を受けている。上階に吊るされた梵鐘は天平時代のもので、かっては中宮寺の鐘であったとされる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)

2019-9-4
       
       
       
       
法隆寺東院鐘楼 (撮影:2006-12)
番号-名称 年 代   構造等
254 法隆寺東院
鐘楼 (国宝)
鎌倉前期
(1185-1274)
桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、本瓦葺
       
       
       
       
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