特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
東院廻廊は夢殿を囲む廻廊で、南辺に礼堂 (らいどう) 、北辺に舎利殿 (しゃりでん) 及び絵殿 (えでん) が建っている。礼堂の東から発して北に折曲り舎利殿に至る延長22間の東廻廊と、礼堂の西から発して北に折曲り絵殿に至る延長21間の西廻廊から成り、東院伽藍を構成する。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)
2010-4-22
法隆寺廻廊 (撮影:2006-12) 法隆寺廻廊 (撮影:2006-12)
番号-名称 年 代   構造等
251-252 法隆寺東院廻廊(東回廊)・(西回廊)
251 東回廊 嘉禎3年
(1237) 
桁行折曲り延長二十二間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺
252 西回廊 嘉禎3年
(1237) 
桁行折曲り延長二十一間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺
     
     
       
       
       
       
       
       
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