番号-名称 年 代   構造等
249 法隆寺東院
礼堂
寛喜3年
(1231)
桁行五間、梁間四間、一重、切妻造、本瓦葺
特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
東院礼堂 (らいどう) は桁行5間・梁間4間、切妻造、本瓦葺で、夢殿の南に建っている。もとは東院の中門で、道詮律師による東院再興時には礼堂を兼ねていたと見られている。、現在の建物は寛喜3年(1231)に再建されたもので、かってはここから夢殿を拝んだという。堂内は板敷きで、四方の蔀戸を吊り上げると、東西の舞良戸以外は吹き放しとなる。左右には回廊が続いている。

参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)
2019-9-4
       
       
       
       
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
法隆寺東院礼堂 (撮影:2006-12)
法隆寺東院礼堂 (撮影:2006-12)
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