番号-名称 年 代   構造等
248 法隆寺東院
夢殿 (国宝)
天平11年
(739)
八角円堂、一重、本瓦葺
法隆寺東院夢殿 (撮影:2006-12) 法隆寺東院夢殿 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
東院夢殿は聖徳太子追善のために創立された八角円堂で、法隆寺東院の中心建物である。この地は太子の住居であった斑鳩宮の跡地であることが発掘調査で確認されており、東院縁起によると天平11年(739)の創建とされる。著名な救世観音を本尊とし、併せて東院の創立と再興に尽力した幸信・動線の像を安置する。中世の改造はあるが、当初形態の復原も可能とされ、栄山寺八角堂とともに奈良時代の円堂を今に伝える優美で品格のある仏殿である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)

2010-4-6
法隆寺東院夢殿 (撮影:2006-12)
法隆寺東院夢殿 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
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