番号-名称 年 代   構造等
243 律学院本堂 寛永4年
(1627)
桁行七間、梁間五間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、本瓦葺
特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
律学院本堂は、西院東大門から東院伽藍に至る参道の北側に位置し、聖徳太子像を祀る。聖霊院に酷似した形式をもち、桁行7間、梁間5間、入毋屋造、本瓦葺、妻入で、内陣後方に唐破風を付けた桧皮葺の厨子を造る。部材の保存がよく、材料、工法とも優秀で、細部の意匠が優れている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)

2010-4-6
       
       
       
       
律学院本堂 (撮影:2006-12)
律学院本堂 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
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