番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
229 法隆寺西院西南隅子院 築垣 (東面) |
弘安7年 (1284) |
上土門南方長さ32.5m、門一棟を含む、上土門唐門間長さ6.7m、唐門北方長さ37.3m、築地塀、本瓦葺 |
特徴等 |
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。 西院の西南に寺務所や西園院、大湯屋等がある築地塀で囲まれた一画がある。法隆寺西院西南隅子院築垣 (しいんついがき) (東面) はその東面を区切る築垣で、南から地蔵院の表門、西園寺の上土門および唐門の3つの門が開かれている。上土門の南方は地蔵院の表門を含み長さ32.5m、上土門と唐門の間は6.7m、唐門北方は長さ37.3mである。南大門から北に続く参道景観の中心的な形成要素であり、前方に中門や五重塔を望む。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊) 2010-4-16 |
法隆寺西院西南隅子院築垣 (東面) (撮影:2010-4) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |