番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
227 法隆寺西園院 客殿 |
桃山 (1573-1614) |
桁行11.9m、梁間12.8m、一重、北面入母屋造、南面切妻造、杉皮葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。 西園院 (さいおんいん) は法隆寺の本坊で、南大門を入った左側、築地塀に囲まれた一画に所在している。客殿はその東北部に南北棟として建つ杉皮葺 (すぎかわぶき) の建物で、桁行11.9m・梁間12.8m規模、北面は入母屋造、南面は切妻造である。参道から上部が望めるが、本瓦葺や檜皮葺の重厚な建築群の中にあって、異色ともいえる杉皮葺の軽妙な外観の建物である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊) 2010-4-22 |
法隆寺西園院客殿 (撮影:2010-4) |