特徴等

法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。 法隆寺中院 (ちゅういん) 本堂は桁行3間・梁間3間、入母屋造、本瓦葺の室町中期の本堂建築で、法隆寺境内の西端、寶珠院の南側に位置する中院の東北隅に建っている。妻入で、正面に一間の向拝を付ける。通常非公開であるが、西円堂にいたる参道から塀越しに上部が望める。 参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／法隆寺(小学館刊) 2010-4-22

法隆寺中院本堂 (撮影：2006-12)

番号-名称		年 代	構造等
222 法隆寺中院本堂		永享6年 (1434)	桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、本瓦葺

奈良県の重要文化財建造物　　　　　2018-2-9 現在