番号-名称 年 代   構造等
210 法隆寺五重塔
(国宝)
飛鳥
(593-709)
三間五重塔婆、初重裳階付、本瓦葺、裳階板葺
特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
五重塔は廻廊の南西寄りに、東の金堂と対峙して建っている。3間5重、本瓦葺で、初重に板葺の裳階を付ける。2重の基壇の上に建ち、高さは約31.5m、軸部と屋根は上にいくにしたがって小さくなり、5重の軸部は初重の半分の大きさという。わが国最古の5重塔として知られ、金堂などとともに1300年の時を超えて飛鳥時代の伽藍の姿を今に伝えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)

2010-4-20
法隆寺五重塔 (撮影:2006-12) 法隆寺五重塔 (撮影:2006-12)
法隆寺五重塔 (撮影:2006-12) 法隆寺五重塔 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
       
       
       
       
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