番号-名称 年 代   構造等
207 法隆寺南大門
(国宝)
永享10年
(1438)
三間一戸八脚門、入母屋造、本瓦葺
特徴等
法隆寺は飛鳥時代の607年聖徳太子の創建と伝える聖徳宗の大本山で、奈良県の西北部、斑鳩町に位置している。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなっており、現存する世界最古の木造建築として広く知られている。
南大門は法隆寺の玄関にあたる総門で、西院伽藍の正面に建っている。創建時のものは永享7年(1435)に焼失、現在の門は永享10年(1438)に再建されたものである。入母屋造、本瓦葺、三間一戸の八脚門で、参道の先にある中門に比べ小規模ながら、 落ち着きのある優美な姿で参詣者を迎えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/法隆寺(小学館刊)

2010-4-16
法隆寺南大門 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
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