番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
206 中家住宅 持仏堂庫裏 |
江戸後期(1751-1829) | 桁行12.3m、梁間6.9m、寄棟造、茅葺、四面庇付、本瓦葺 |
特徴等 |
中家は足利尊氏に従って大和に入り武士として活躍したが、その後帰農して大地主となり現在に至る家柄という。住宅は大和川と佐保川の合流点近くに位置する環濠住居で、2重の濠に囲まれた敷持仏堂庫裏は、持仏堂の東北脇に棟を直交させて建っている。桁行12.3m・梁間6.9m規模、寄棟造、茅葺で、周囲に本瓦葺の庇を廻す。江戸時代の持仏堂やその庫裏まで残っている例は珍しく、貴重な存在とされる。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/中家住宅案内リーフレット/全国重文民家の集いHP 2010-4-19 |
中家住宅持仏堂庫裏 (撮影:2008-9) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |