番号-名称 年 代   構造等
205 中家住宅
持仏堂
享保19年
(1734)
桁行三間、梁間二間、一重、寄棟造、本瓦葺
特徴等
中家は足利尊氏に従って大和に入り武士として活躍したが、その後帰農して大地主となり現在に至る家柄という。住宅は大和川と佐保川の合流点近くに位置する環濠住居で、2重の濠に囲まれた敷持仏堂は桁行3間・梁間2間、寄棟造、本瓦葺の仏堂で、敷地の西南隅、外濠と内濠の間に南北棟として建っている。中家の私的な菩提寺で、阿弥陀如来その他の諸仏を安置する。江戸時代の持仏堂やその庫裏まで残っている例は珍しく、貴重な存在とされる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/中家住宅案内リーフレット/全国重文民家の集いHP
2010-4-19
中家住宅持仏堂 (撮影:2008-9)
       
       
       
       
リストに戻る
    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
リストに戻る