番号-名称 年 代   構造等
188 矢田坐久志玉比古神社
本殿
室町前期(1333-1392) 一間社春日造、檜皮葺
       
       
       
       
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
矢田坐久志玉比古神社 (やたにいますくしたまひこじんじゃ) の創建は不詳であるが、延喜式内大社で、古くは矢落大明神又は矢田の大宮と称した。祭神として櫛玉饒速日命 (くしたまにぎはやひのみこと) と御炊屋姫命 (みかしきやひめのみこと) の2座を祀る。櫛玉饒速日命が「天磐船 (あまのいわふね) に乗り河内に天降った」との故事により、航空祖伸として関係者の崇敬を集めてきた。
本殿は一間社春日造、檜皮葺の社殿で、室町前期の建造と見られている。小社ながら木割りは荘重で、蟇股、木鼻の彫刻、脇格子にはめられた吹寄格子など、細部の手法も優れている。
参考資料:現地の案内板/大和郡山市HP/国指定文化財等DB(文化庁)

2019-8-24
矢田坐久志玉比古神社本殿
(撮影:2008-9)