番号-名称 年 代   構造等
186 五輪塔覆堂 天正12-13年
(1584-1585)頃
桁行一間、梁間一間、一重、宝形造、本瓦葺
       
       
       
       
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
五輪塔覆堂(おおいどう)は、戦国大名筒井順慶の墓所である。天正12年(1584)、36歳の若さで亡くなった順慶は、いったん円証寺(奈良市)に葬られたあと、この長安寺の墓所に移された。建屋は桁行1間、梁間1間、本瓦葺、宝形造で、屋根に宝珠と露盤を置く。東側に戸口を設けて引き違いの格子戸を付け、他の三方には五輪塔形に刻んだ角材を立てる。覆堂の中には五輪塔が1基あり、石灯籠も残されている。
参考資料:現地の説明板(大和郡山市教育委員会)/大和郡山市HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-23
五輪塔覆堂 (撮影:2008-9) 五輪塔覆堂 (撮影:2008-9)