特徴等
圓福寺 (えんぷくじ) は奈良県の北西部、生駒市有里町に所在する真言律宗の寺院で、奈良時代に僧行基が開創したと伝えられているが、詳細は明らかでない。
宝篋印塔 (1) は、本堂の前に南北に並んで建つ2基のうち、北側 (向かって左) の塔である。総高は244.0cmで、塔身に金剛界四仏を表す梵字と永仁元年(1293)の銘が刻まれている。
宝篋印塔 (2) は、本堂の前に南北に並んで建つ2基のうち、南側 (向かって右) の塔である。総高は240.0cmで、塔身に四方仏を彫り込み、笠石下部と基礎上部に蓮弁が刻まれている。
参考資料:現地の説明板(生駒市教育委員会)/生駒市デジタルミュージアムHP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-22
     
     
       
       
番号-名称 年 代   構造等
171-172 圓福寺宝篋印塔 (1)・(2)
171 宝篋印塔 (1) 永仁元年
(1293)
石造宝篋印塔 永仁元年壬辰十二月十六日の刻銘がある
172 宝篋印塔 (2) 永仁元年
(1293)頃
石造宝篋印塔 
圓福寺宝篋印塔 (1)・(2)
(撮影:2008-9)
圓福寺宝篋印塔 (1)
(撮影:2008-9)
圓福寺宝篋印塔 (2)
(撮影:2008-9)
       
       
       
       
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