番号-名称 年 代   構造等
171 圓福寺本堂 応安4年
(1371)
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺
       
       
       
       
特徴等
圓福寺 (えんぷくじ) は奈良県の北西部、生駒市有里町に所在する真言律宗の寺院で、奈良時代に僧行基が開創したと伝えられているが、詳細は明らかでない。
本堂は桁行3間・梁間3間、1重、入母屋造、本瓦葺で、正面に1間の向拝を付け、周囲に縁を廻らしている。正面全てを蔀戸とし、来迎柱を立て、十二天図を描いた来迎壁に須弥壇を設け、中央小組格天井を組み上げる。室町前期の建築で、簡素ながら端正な姿を見せる。
参考資料:現地の説明板(生駒市教育委員会)/生駒市デジタルミュージアムHP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-22
圓福寺本堂 (撮影:2008-9) 圓福寺本堂 (撮影:2008-9)
       
       
       
       
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