番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
168 長福寺本堂 | 鎌倉後期 (1275-1332) |
桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、背面下屋附属、本瓦葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
長福寺は奈良県の北西部、生駒市俵口町に所在する真言律宗の寺院で、寺伝によると聖武天皇の勅願により行基によって創建されたと伝わるが、詳細は分かっていない。 本堂は桁行5間・梁間3間、1重、入母屋造、本瓦葺で、正面には1間の向拝を設け、背面の下屋を付ける。内部は正面1間を外陣とし、内陣に広い須弥壇を設けその上に来迎柱2本を立てる。来迎柱や長押上の欄間板に千体仏図や天女図、内陣四天柱に仏菩薩図や仏来迎図が極彩色で描かれている。簡素ながら、優美で端正な姿の鎌倉後期の建築である。 参考資料:現地の説明板( 2019-8-21 |
長福寺本堂 (撮影:2008-9) | 長福寺本堂 (撮影:2008-9) |