番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
167 長弓寺本堂 (国宝) |
弘安2年 (1279) |
桁行五間、梁間六間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
長弓寺は奈良県の北西部、生駒市上町に所在する真言宗の寺院で、創建については諸説あるが、寺伝によると聖武天皇の勅願により行基によって創建されたと伝わっている。 本堂は桁行5間・梁間6間、1重、入母屋造、檜皮葺で、1間の向拝を設けている。組物の簡素な点を彫刻入りの蟇股で補い、内部は虹梁、垂木を露出させて広い外陣を設ける。軸部・組物など和様を基本としながらも、扉・頭貫の意匠などには大仏様を採り入れるなど、鎌倉時代の典型的な建築で、均整の取れた美しい姿を見せる。 参考資料: 2019-8-21 |
長弓寺本堂 (撮影:2008-9) |
長弓寺本堂 (撮影:2008-9) | 長弓寺本堂 (撮影:2008-9) |