番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
163 高山八幡宮本殿 | 元亀3年 (1572) |
三間社流造、檜皮葺 |
特徴等 |
高山八幡宮は奈良の最北部の生駒市高山町に所在し、749年に東大寺の大仏の守護神として宇佐から八幡神が迎えられ、大和入りしたのがこの場所と伝わるという。中世にはこの地の領主鷹山氏の氏神となり崇敬された。 本殿は三間社流造、檜皮葺で、正統的な様式をもつ優美な社殿である。棟札により室町後期、元亀3年(1572)建立であることが分かっており、細部手法は、室町末期の特色を良く示している。蟇股には中央に蓮、西に隼人瓜、東に枇杷が、虹梁木鼻には東に牡丹、西に桃、背面には渦文の彫刻が施されている。 参考資料:高山八幡宮HP/生駒市デジタルミュージアムwebsite/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-8-21 |
高山八幡宮本殿 (撮影:2008-9) | 高山八幡宮本殿 (撮影:2008-9) |
奈良県の重要文化財建造物リスト 2018-2-9 現在 |
高山八幡宮本殿 (撮影:2008-9) |