番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
146 十六所神社境内社 住吉神社本殿 |
至徳3年 (1386) |
一間社春日造、檜皮葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
十六所神社 (じゅうろくしょじんじゃ) は、霊山寺本堂の北の高台にあり、いまは十六所神社として独立しているが、明治の神仏分離以前は、霊山寺の鎮守社であった。社殿は覆屋の中に5棟並んで南面して建っており、向かって左から、春日社、住吉社、本社、龍王社、大神宮の社殿となっている。重要文化財に指定されているのは中央の3社の社殿で、いずれも室町前期・至徳年間の建立である。資料によれば、応永年間(1394-1427)建立のすぐれた割拝殿があったが、明治末年惜しくも破却されてしまったとのことである。 境内社住吉神社本殿は本社本殿と同時期建立の一間社春日造、檜皮葺社殿である。本社本殿の西隣に建っている。様式は本社本殿と同じであるが、規模は少し小さく、浜床は設けられていない。 参考資料:靈山寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-8-19 |
十六所神社境内社住吉神社本殿 (撮影:2008-9) |
十六所神社境内社住吉神社本殿 (撮影:2008-9) |
十六所神社境内社住吉神社本殿 (撮影:2008-9) |