番号-名称 年 代   構造等
145 十六所神社本殿 至徳元年
(1384)
桁行一間、梁間一間、袴腰付、入母屋造、檜皮葺
特徴等
十六所神社 (じゅうろくしょじんじゃ) は、霊山寺本堂の北の高台にあり、いまは十六所神社として独立しているが、明治の神仏分離以前は、霊山寺の鎮守社であった。社殿は覆屋の中に5棟並んで南面して建っており、向かって左から、春日社、住吉社、本社、龍王社、大神宮の社殿となっている。重要文化財に指定されているのは中央の3社の社殿で、いずれも室町前期・至徳年間の建立である。資料によれば、応永年間(1394-1427)建立のすぐれた割拝殿があったが、明治末年惜しくも破却されてしまったとのことである。
本社本殿は一間社春日造、檜皮葺で、5棟の中央に位置している。蛙股、木鼻などの装飾彫刻が素晴らしい社殿である。5棟のなかで最も大きく、木階の下には浜床が設けられている。
参考資料:靈山寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-19
十六所神社本殿 (撮影:2008-9)
       
       
       
       
       
       
       
       
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十六所神社本殿 (撮影:2008-9) 十六所神社本殿 (撮影:2008-9)