番号-名称 年 代   構造等
142 霊山寺本堂
(国宝)
弘安6年
(1283)
桁行五間、梁間六間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺
特徴等
霊山寺 (りょうせんじ) は聖武天皇の勅命で行基により造営され、天平8年(736)に落慶したという古寺で、奈良市の西部に所在している。
本堂は鎌倉時代の代表的建物で、国宝に指定されている。規模は桁行5間・梁間6間、入母屋造、本瓦葺で、正面に一間の向拝を付ける。左右の柱上と、柱間に架けた紅梁中央の蟇股上の3ヵ所に出組の組物を置く。内部は外陣、内陣、脇陣からなり、外陣は室内に柱がなく天上は折上小組格天井である。正面3間は上が吹寄菱格子欄間、下は引き違い格子戸で内外陣を区画している。内陣の天井は外陣と同様で、連子窓に古財が遺っている。
参考資料:霊山寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-19
霊山寺本堂 (撮影:2008-6) 霊山寺本堂 (撮影:2008-6)
       
       
       
       
霊山寺本堂 (撮影:2008-6)
       
       
       
       
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