法華寺本堂

特徴等

法華寺は、平城宮の東北に位置する藤原不比等の邸宅跡に光明皇后 (聖武天皇の皇后、701－760年) によって建立された総国分尼寺で、七堂伽藍が整えられて法華滅罪之寺と称された。その後、平安遷都など時代の移り変わりによる盛衰や兵火・地震などによる被災を経験するが、復興されて現在に至っている。
本堂は桁行7間・梁間4間規模、寄棟造、本瓦葺のお堂で、南門の先に南面して建っている。慶長元年(1596)の地震の復興事業として建てられたもので、再建にあたっては、地震で倒れた旧金堂と旧講堂の部材が再利用されていると見られている。
参考資料：法華滅罪寺畧縁起(法華寺門跡)／法華寺HP／国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-17

番号-名称		年代	構造等
135 法華寺本堂		慶長6年 (1601)	桁行七間、梁間四間、一重、寄棟造、本瓦葺


法華寺本堂 (撮影：2008-5)	法華寺本堂 (撮影：2008-5)