番号-名称 年 代   構造等
130 海龍王寺西金堂
奈良
(710-793)
桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺
       
       
       
       
特徴等
海龍王寺 (かいりゅうおうじ) は、天平3年(731)、光明皇后が遣唐留学僧玄昉の無事帰国を願い「皇后宮内寺院」の伽藍を整えられたことに始まるとされる。その後、時代の移り変わりの中で幾たびか盛衰を経てきたが、伽藍の整備も行われ、現在は西大寺を総本山とる真言律宗の寺院となっている。
西金堂 (さいこんどう) は奈良時代の創建当初からの建物で、鎌倉期と昭和期に大きな修理を受けたが、規模や形式に大きな変更はなく、一部に当初の木材も残している。奈良時代の小規模なお堂のたたずまいを今に伝える貴重な遺構である。
参考資料:海龍王寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-16
       
       
       
       
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海龍王寺西金堂 (撮影:2008-5) 海龍王寺西金堂 (撮影:2008-5)