番号-名称 年 代   構造等
125 蓮長寺本堂
承応2年
(1653)
桁行19.9m、梁間18.6m、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺
特徴等
蓮長寺は、奈良の市街地にある日蓮宗寺院である。本堂は桁行19.9m・梁間18.6m、一重、入母屋造、本瓦葺で、日蓮宗寺院の通例にしたがって前面を吹放ちにしている。内部の柱、貫などには彩色による文様を施し、広縁や内陣、脇陣の鏡天井には天女、龍、鳳凰、迦陵頻伽などが描いてあって華やかである。脇陣を広くとり脇陣境を仕切るなど日蓮宗本堂の特徴をよく表した建物で、主要な部分に改造が少ない点も貴重とされる。建立は江戸前期、承応2年(1653)である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/蓮長寺HP
2019-8-16
       
       
       
       
蓮長寺本堂 (撮影:2008-10) 蓮長寺本堂 (撮影:2008-5)
       
       
       
       
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蓮長寺本堂 (撮影:2008-10) 蓮長寺本堂 (撮影:2008-10)