特徴等 |
奈良女子大学旧本館は、本学の前身である官立の奈良女子高等師範学校の本館として建設された学校創設以来の建物である。木造2階建で、1階正面中央に玄関ポーチを張り出し、内部は1階中央に廊下が通り、両側に誇張室・応接室などの部屋を配し、2階は広い1室で講堂としていた。外壁は木部を外に表すハーフティンバー様式とし、桟瓦葺の屋根の中央に塔屋を設け、正面・背面に各2ヵ所、両側面各1ヵ所に明かりとの窓を付けている。この地はかって奈良奉行所があった地といい、わが国の近代化への歩みを今に伝えている。 参考資料:現地の説明板(奈良女子大学)/奈良女子大学HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-8-15 |
奈良女子大学旧本館 (撮影:2008-5) | 奈良女子大学旧本館 (撮影:2008-5) |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
123 奈良女子大学(旧奈良女子 高等師範学校)旧本館 |
明治42年 (1909) |
木造、二階建、桟瓦葺、南側面便所附属、建築面積495㎡ |
奈良女子大学旧本館 (撮影:2008-5) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |