番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
094 圓成寺五輪塔 |
元享元年 (1321) |
石造五重塔 元亨元年辛酉六月日の刻銘がある |
特徴等 |
圓成寺 (えんじょうじ) は、奈良市の東郊、忍辱山町 (にんにくせんちょう) に所在する寺院である。創建については諸説あるが、万寿3年(1026)、命禅上人がこの地に十一面観音像を安置したのが始まりと見られている。 五輪塔は花崗岩製の五輪塔で、円成寺高台の西南200mの共同墓地中央高台に建てられている。地輪には「元亨元年(1321)辛酉六月日一結衆敬白」の銘があり、在銘五輪塔としては県内最古最大のものとなる。一山の総供養塔であったものとみられている。 参考資料:圓成寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-8-14 |
圓成寺五輪塔 (撮影:2008-6) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |