番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
092 圓成寺楼門 |
応仁2年 (1468) |
三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺 |
圓成寺楼門 (撮影:2008-6) | 圓成寺楼門 (撮影:2008-6) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
圓成寺 (えんじょうじ) は、奈良市の東郊、忍辱山町 (にんにくせんちょう) に所在する寺院である。創建については諸説あるが、万寿3年(1026)、命禅上人がこの地に十一面観音像を安置したのが始まりと見られている。 楼門は入母屋造、檜皮葺の三間一戸楼門で、苑池に面して建っている。文正元年(1466)の兵火により焼失、応仁2年(1468)に再建された。下層出入口の上に正面、背面とも花肘木(はなひじき)を入れ、正面は蓮唐草浮彫の中央蓮華上の月輪 (がちりん) にキリク (梵字で阿弥陀如来を表す) を刻み、背面は牡丹唐草浮彫の中央、牡丹花上に宝珠が刻まれている。 参考資料:圓成寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-8-14 |
圓成寺楼門 (撮影:2008-6) | 圓成寺楼門 (撮影:2008-6) |