番号-名称 年 代   構造等
083 十輪院南門
鎌倉前期
(1185-1274)
四脚門、切妻造、本瓦葺
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
十輪院は、寺伝によると、元正天皇(在位:715‐724)の勅願寺で元興寺の一子院といわれ、また、右大臣吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくねなかい)の開基とも伝えられる古寺であり、奈良町の一画に位置している。
南門は、切妻造、本瓦葺の四脚門で、本堂の正面に建っている。装飾性のない簡素な構造形式になり、本堂と同じく厚板で軒を支える。素朴で軽快なたたずまいを見せて立ち、両側には築地塀が続いている。建立は鎌倉前期(1185-1274)と見られている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/十輪院HP
2019-8-12
十輪院南門 (撮影:2008-4)