番号-名称 年 代   構造等
081 福智院本堂
建長6年
(1254) 
一重、もこし付、寄棟造、本瓦葺
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
福智院は、天平年間に僧玄昉が創建した清水寺を前身とし、建長6年(1254)に福智院として再興された寺院で、奈良公園の南端に位置している。本堂は、一重、寄棟造、本瓦葺で、周囲に裳階を廻し、正面に1間の向拝を付ける。清水寺の経蔵を本堂として再建したものと伝わり、細部に大仏様を用いることや、本尊の墨書などから、建長6年(1254)の建立と考えられている。本尊の地蔵菩薩坐像は、像高約2.73mの堂々とした大作で、墨書などから建仁3年(1203)の造立と見られている。
参考資料:福智院HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-12
福智院本堂 (撮影:2008-7) 福智院本堂 (撮影:2008-7)