番号-名称 年 代   構造等
053 東大寺二月堂参籠所 建治3年-弘安5年
(1277-1282)
桁行十間、梁間四間、一重、切妻造、本瓦葺
特徴等
東大寺は天平17年(745)、聖武天皇によって創建された寺院で、古代より多くの参詣客を集めてきた名刹である。中世以降、2度の兵火により多くの建物を焼失したが、草創当初の法華堂、転害門、本坊経庫及び正倉院正倉が現存し、その他の諸堂とともに、天平のたたずまいを今に伝えている。
二月堂参籠所 (さんろうしょ) は桁行10間・梁間4間、1重、切妻造、本瓦葺の建物で、北半分が参籠所、南半分が食堂 (じきどう) 、その中間は馬道 (めどう) と呼ばれる通路で、二月堂に至る登廊と繋がっている。修二会において勤めをはたす11名の僧侶「練行衆 (れんぎょうしゅう) 」が寝泊りする場所となる。
参考資料:東大寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-8
     
     
       
       
東大寺二月堂参籠所 (撮影:2009-2) 東大寺二月堂参籠所 (撮影:2006-12)
東大寺二月堂参籠所 (撮影:2008-5)
       
       
       
       
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