特徴等
東大寺は天平17年(745)、聖武天皇によって創建された寺院で、古代より多くの参詣客を集めてきた名刹である。中世以降、2度の兵火により多くの建物を焼失したが、草創当初の法華堂、転害門、本坊経庫及び正倉院正倉が現存し、その他の諸堂とともに、天平のたたずまいを今に伝えている。
二月堂仏餉屋 (ぶっしょうや) は桁行5間・梁間2間、1重、切妻造、本瓦葺の建物で、二月堂の西に建っている。修二会中、仏餉 (仏に供える米飯) を調理する建物で、御供所 (ごくうしょ) とも呼ばれる。鎌倉前期(1185-1274)の建立である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-8
東大寺二月堂仏餉屋(御供所)
(撮影:2006-12)
番号-名称 年 代   構造等
052 東大寺二月堂仏餉屋
(御供所)
鎌倉前期
(1185-1274)
桁行五間、梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺
     
     
       
       
       
       
       
       
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