番号-名称 年 代   構造等
050 東大寺三昧堂
(四月堂)
延宝9年
(1681
桁行三間、梁間三間、二重、寄棟造、本瓦葺
特徴等
東大寺は天平17年(745)、聖武天皇によって創建された寺院で、古代より多くの参詣客を集めてきた名刹である。中世以降、2度の兵火により多くの建物を焼失したが、草創当初の法華堂、転害門、本坊経庫及び正倉院正倉が現存し、その他の諸堂とともに、天平のたたずまいを今に伝えている。
三昧堂 (さんまいどう) (四月堂) は2重、寄棟造、本瓦葺の3間堂で、法華堂 (三月堂) の西に建っている。旧暦4月に法華三昧の行事が行われたため四月堂とも、普賢菩薩を祭っていたことから普賢三昧堂とも呼ばれる。現在の本尊は千手観音で、2重の屋根が特徴的。治安元年(1021)の創建であるが、現在の建物は延宝9年(1681)の再建になるものである。
参考資料:2010年奈良の実景(奈良県website)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-7
     
     
       
       
東大寺三昧堂 (四月堂)
(撮影:2006-12)
東大寺三昧堂 (四月堂)
(撮影:2006-12)
東大寺三昧堂 (四月堂)
(撮影:2006-12)
       
       
       
       
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