番号-名称 年 代   構造等
048 東大寺念仏堂 嘉禎3年
(1237)
桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、本瓦葺
     
     
       
       
特徴等
東大寺は天平17年(745)、聖武天皇によって創建された寺院で、古代より多くの参詣客を集めてきた名刹である。中世以降、2度の兵火により多くの建物を焼失したが、草創当初の法華堂、転害門、本坊経庫及び正倉院正倉が現存し、その他の諸堂とともに、天平のたたずまいを今に伝えている。
念仏堂は1重、寄棟造、本瓦葺の3間堂で、鐘楼の東に建っている。鎌倉前期・嘉禎3年(1237)の建築で、寺院建築では古くから存在する錣葺屋根を持つ。堂内には大仏師・康清作の木造地蔵菩薩坐像(重要文化財)が安置されている。
参考資料:2010年奈良の実景website(奈良県)/国指定文化財等DB(文化庁)

2019-8-7
東大寺念仏堂 (撮影:2006-12) 東大寺念仏堂 (撮影:2006-12)
       
       
       
       
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