リストに戻る
    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
リストに戻る
番号-名称 年 代   構造等
041 東大寺東廻廊 正徳6年-元文2年(1716-1737) 桁行折曲り延長四十一間、梁間一間、一重、本瓦葺
東大寺東廻廊 (撮影:2006-12)
特徴等
東大寺は天平17年(745)、聖武天皇によって創建された寺院で、古代より多くの参詣客を集めてきた名刹である。中世以降、2度の兵火により多くの建物を焼失したが、草創当初の法華堂、転害門、本坊経庫及び正倉院正倉が現存し、その他の諸堂とともに、天平のたたずまいを今に伝えている。
東廻廊は、中門と金堂(大仏殿)を繋ぐ廻廊で、中門から東に延びて北に折曲り、内側に折れて金堂(大仏殿)に至る。幅が広く、雄大な大仏殿に相応しいゆったりとした廻廊で、西廻廊左右対称形をなし、東辺に楽門が設けられている。境内中心部の景観を形成する重要な要素になっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2018-7-12
     
     
       
       
東大寺東廻廊 (撮影:2008-5) 東大寺東廻廊 (撮影:2008-5)