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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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番号-名称 年 代   構造等
039 東大寺金堂(大仏殿)
(国宝)
宝永2年
(1705)
桁行五間、梁間五間、一重裳階付、寄棟造、本瓦葺、正面唐破風付、銅板葺
東大寺金堂(大仏殿) (撮影:2007-3) 春日大社摂社若宮神社本殿
(撮影:2006-12)
特徴等
東大寺は天平17年(745)、聖武天皇によって創建された寺院で、古代より多くの参詣客を集めてきた名刹である。中世以降、2度の兵火により多くの建物を焼失したが、草創当初の法華堂、転害門、本坊経庫及び正倉院正倉が現存し、その他の諸堂とともに、天平のたたずまいを今に伝えている。
金堂(大仏殿)は宝永6年(1707)に落慶供養された3代目の本堂で、費用と工期を抑えるため、創建規模から桁行で4間縮められたが、梁間や高さは踏襲され、高さ46.8m、間口57m、奥行50.5mの堂々たる建物である。裳階の正面の唐破風、大棟の金色の鴟尾がアイスポットとなって建物正面を引き締めている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2018-7-12
     
     
       
       
東大寺金堂(大仏殿) (撮影:2008-5) 東大寺金堂(大仏殿) (撮影:2008-5)