特徴等
春日大社の摂社若宮神社は、本社の第三殿天児屋根命 (あめのこやねのみこと) と第四殿比売神 (ひめがみ) の御子神・天押雲根命 (あめのおしくもねのみこと) を祭神として、保延元年(1135)造営された神社である。
細殿 (ほそどの) 及び神楽殿は桁行10間・梁間3間、1重、流造、檜皮葺の建物で、若宮神社の正面にある拝舎 (はいのや) の背後に位置している。北 (向かって右) より3間を細殿、1間を御廊、6間を神楽殿といい、3つの建物が1棟に合わさった造りとなっている。平安末期の寝殿造の遺風を留め、諸祭典に社伝神楽がここで奏せられる。

参考資料:現地の説明板(春日大社)/春日大社公式サイト(春日大社)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-4
     
     
       
       
春日大社摂社若宮神社細殿及び神楽殿
(撮影:2007-3)
春日大社摂社若宮神社細殿及び神楽殿
(撮影:2007-3)
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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春日大社摂社若宮神社細殿及び神楽殿
(撮影:2007-3)
番号-名称 年 代   構造等
036 春日大社摂社若宮神社
細殿及び神楽殿
慶長10年
(1605)
桁行十間、梁間三間、一重、流造、檜皮葺