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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
春日大社は奈良時代の初め、鹿島神宮を御蓋山 (ミカサヤマ) に勧請、その後、香取神宮と枚岡神社からも勧請して現在の地に壮麗な社殿を造営して併せて祀ったことに始まるとされる。
竃殿 (へついどの) は桁行5間・梁間2間、1重、切妻造、檜皮葺の建物で、西廻廊の西方、酒殿の南に建っている。春日祭の神饌 (熟饌という煮炊きしたお供え) を調理するところで、殿内には竈が設けられており、また、祭神が祀られている。春日祭の約1ヵ月前の2月撰日、酒殿と同日に例祭が執り行われている。
参考資料:現地の説明板(春日大社)/春日大社公式サイト(春日大社)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-4
春日大社本社竃殿 (撮影:2007-3)
番号-名称 年 代   構造等
031 春日大社本社
竃殿
嘉慶2年
(1388)
桁行五間、梁間二間、一重、切妻造、檜皮葺