番号-名称 年 代   構造等
024-028 春日大社本社廻廊 5棟
024 本社廻廊
(南門東)
慶長(1596-1615) 桁行折曲り三十間、梁間二間、一重、切妻造、西端南門に接続、檜皮葺、一部本瓦葺 
025 本社廻廊
(南門慶賀門間)
慶長(1596-1615) 桁行折曲り十四間、梁間二間、一重、両下造、檜皮葺
026 本社廻廊
(慶賀門清浄門間)
慶長(1596-1615) 桁行九間、梁間四間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付、銅瓦葺 
027 本社廻廊
(清浄門内侍門間) 
慶長(1596-1615) 桁行九間、梁間二間、一重、両下造、本瓦葺 
028 本社廻廊
(内侍門北) 
慶長(1596-1615) 桁行折曲り十九間、梁間二間、一重、切妻造、南端内侍門に接続、本瓦葺 
特徴等
春日大社は奈良時代の初め、鹿島神宮を御蓋山 (ミカサヤマ) に勧請し、その後、香取神宮と枚岡神社からも勧請して現在の地に壮麗な社殿を造営して併せて祀ったことに始まるとされる。
本社廻廊は、本社の諸社殿を囲む総延長79間、梁間2間の廻廊である。連子窓で中央を仕切り、その左右の屋根裏に各々棟を造り、さらに大棟を設けるという複廊形式で、本殿後方の築地部分以外のおおむね四周を囲っている。全体は5棟で構成されており、このうち廻廊(南門東) は南門から東に延びて北折し、東御廊と接する所で終わる部分、廻廊(内侍門北)は内侍門から北に延びて東折し、御本殿の後ろに廻り込む前で終わる部分である。他の3棟は、廻廊に設けられた南門、慶賀門、清浄門及び内侍門の間に位置する廻廊部分である。廻廊には様々な人から奉納された釣灯籠が連なり、春日大社らしい景観を形成している。
参考資料:現地の説明板(春日大社)/春日大社公式サイト(春日大社)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-5 
     
     
       
       
春日大社本社廻廊 (撮影:2007-3)
春日大社本社廻廊 (撮影:2007-3) 春日大社本社廻廊 (撮影:2007-3)
       
       
       
       
リストに戻る
    奈良県の重要文化財建造物リスト    2018-2-9 現在
リストに戻る
春日大社本社廻廊 (撮影:2007-3) 春日大社本社廻廊 (撮影:2007-3)