特徴等
春日大社は奈良時代の初め、鹿島神宮を御蓋山 (ミカサヤマ) に勧請、その後、香取神宮と枚岡神社からも勧請して現在の地に壮麗な社殿を造営して併せて祀ったことに始まるとされる。
本社直会殿 (なおらいでん) は桁行8間・梁間4間、南端入母屋造、北端流造、檜皮葺の建物で、移殿の南に位置している。春日祭では、勅使・弁以下の直会の儀式が行われ、中世には法華八講が修されたところから「八講屋」とも呼ばれた。神社として必要不可欠な社殿であるため、創建当時から存在したと考えられているが、現在の社殿は慶安年間の造替時のものである。
参考資料:春日大社公式サイト(春日大社)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-4
春日大社本社直会殿 (撮影:2007-3) 春日大社本社直会殿 (撮影:2007-3)
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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番号-名称 年 代   構造等
020 春日大社本社
直会殿
慶安3-5年
(1650-1652)
桁行八間、梁間四間、一重、南端入母屋造、北端流造、檜皮葺