春日大社本社捻廊

特徴等

春日大社は奈良時代の初め、鹿島神宮を御蓋山 (ミカサヤマ) に勧請、その後、香取神宮と枚岡神社からも勧請して現在の地に壮麗な社殿を造営して併せて祀ったことに始まるとされる。
本社捻廊 (ねじろう) は桁行2間・梁間1間、切妻造、檜皮葺で、移殿 (内侍殿) と御廊を結んでいる。春日祭に奉仕する斎女や内侍が昇殿するための渡り階段で、古くは登廊と呼ばれていた。創建は治承3年(1179)であるが、江戸時代に飛騨の名工・左甚五郎が現在のような斜め階段に造り替えたと伝えられている。
参考資料：現地の説明板(春日大社)／奈良県観光キャンペーンwebsite(奈良県)／国指定文化財等DB(文化庁)
2019-8-4

番号-名称		年代	構造等
013 春日大社本社捻廊		宝永4-6年(1707-09)	桁行二間、梁間一間、一重、切妻造、檜皮葺


春日大社本社捻廊 (撮影：2007-3)	春日大社本社捻廊 (撮影：2007-3)

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