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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
春日大社は奈良時代の初め、鹿島神宮を御蓋山 (ミカサヤマ) に勧請、その後、香取神宮と枚岡神社からも勧請して現在の地に壮麗な社殿を造営して併せて祀ったことに始まるとされる。
本社西及び北御廊 (おろう) は、桁行折曲り10間・梁間1間、切妻造、檜皮葺の建物である。西御廊は中門の西側から西に延び、北折して北御廊へ続いている。東御廊と同様の造りで、外面には高欄付きの縁をつけ、多くの釣灯籠灯籠が並んでいる。西面には移殿 (内侍殿) と御廊をむすぶ渡り階段である捻廊が接している。御廊は以前、社僧の読経所とされていたため、「経所」などとも呼ばれていた。
参考資料:現地の説明板(春日大社)/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-7-16
     
     
       
       
春日大社本社西及び北御廊
(撮影:2007-3)
春日大社本社西及び北御廊
(撮影:2007-3)
番号-名称 年 代   構造等
012 春日大社本社
西及び北御廊
慶長18年
(1613)
桁行折曲り十間、梁間一間、一重、切妻造、東端中門に接続、檜皮葺
春日大社本社西及び北御廊
(撮影:2007-3)